1999-11-10 第146回国会 衆議院 商工委員会 第3号
そのほかに特例的歳出削減措置、いわゆる隠れ借金というのがございます。これはよく問題になるのでございますが、その多くは政府の会計の中で政府の一般財源等の貸し借りあるいは特別会計同士の貸し借り、そういうような形になっておりまして、民間に対する貸し借り、あるいは国債、地方債等の性格とは異なっておりますので、これを単純に合計することはちょっとできません。
そのほかに特例的歳出削減措置、いわゆる隠れ借金というのがございます。これはよく問題になるのでございますが、その多くは政府の会計の中で政府の一般財源等の貸し借りあるいは特別会計同士の貸し借り、そういうような形になっておりまして、民間に対する貸し借り、あるいは国債、地方債等の性格とは異なっておりますので、これを単純に合計することはちょっとできません。
一つは、この隠れ借金というのは特例的歳出削減措置ということになるわけでございますが、これを大蔵大臣としてどう評価されるのかということでございます。こうした財政のやりくり措置、私は財政のやりくり措置と思うんですが、財政に対する国民の評価、関心というものからいたしまして、非常に遺憾じゃないかという気持ちがいたします。
さらに、あえて一言申し上げますと、この一般歳出十二兆円強の中には、例えば元年度に見られますように、年度内の増収を、過去に行った特例的歳出削減措置の処理にも約四兆円強充当をしているところでございます。
また、平成八年度に発生した新規剰余金のうち、財政法第六条の純剰余金の二分の一を公債の償還財源に充てるため、国債整理基金特別会計へ繰り入れるほか、その残余の額については、いわゆる特例的歳出削減措置の返済に充てることとしております。 以上申し述べたように、私は、本補正予算が必要かつ不可欠なものであるとして賛成の意を表明するものであります。
すなわち、今回の補正予算においては、平成八年度に発生した新規剰余金のうち、財政法第六条の純剰余金の二分の一を公債の償還財源に充てるため国債整理基金特別会計へ繰り入れるほか、その残余の額については、いわゆる特例的歳出削減措置の返済に充てることといたしております。 以上申し述べましたように、私は、本補正予算が必要かつ不可欠なものであるとして賛成の意を表明するものであります。
そして、九年度補正予算につきましては、特に、議員も今お触れになりましたけれども、これから二、三月にかかる予算でございますし、現下のさまざまな情勢に臨機応変に対応するという観点から、特別減税あるいは金融システム安定化のための十兆円の国債の交付といった諸施策を盛り込みますと同時に、八年度の決算剰余金の処理につきまして、その二分の一を財政法の規定に基づいて国債整理基金に繰り入れる、残余の二分の一を特例的歳出削減措置
そのことでちょっと説明をいただきたいんですけれども、特例的歳出削減措置という言葉なんですが、隠れ借金のことですが、これは特例公債発行よりもメリットがあるということで今まで御説明なさっていたはずなんですね。それが今回大幅に縮減したというのはどういった考え方の転換があったのか。財政のやりくりによる財政節度を維持する責任の放棄ではないかと思えるんです。
しかしながら、このように歳出の抑制を図っても、なお税収が七年度当初予算で見込んだ水準を二兆円以上も下回る見込みとなる一方、特例的歳出削減措置が限界に突き当たったことなどにより、特例公債を含め二十一兆円にも上る公債発行に依存せざるを得なかったところであります。 いずれにせよ、この八年度予算を地ならしとして、財政改革を強力に進めてまいりたいと考えております。
いわゆる隠れ借金というのは明確な定義があるわけではございませんが、これまでの予算編成におきまして、歳入・歳出両面であらゆる努力を行う過程におきまして、とりわけ特例公債の発行を回避するため、いわゆる特例的歳出削減措置等が行われてきたところでございます。
これまでの予算編成では、歳入歳出両面であらゆる努力を行う過程におきまして、とりわけ特例公債の発行を回避するために、いわゆる特例的歳出削減措置等が行われてきたところでございます。一方、これらは極めて厳しい財政事情を踏まえますとやむを得ざる措置として行われてきたものでございますが、こうした措置を多用することにより財政の実態がわかりにくくなってきているのではないかとの批判もあったわけでございます。
これまでの予算編成で歳入歳出両面であらゆる努力を行う過程において、とりわけ特例公債の発行を回避するため、国債整理基金への定率繰り入れの停止等いわゆる特例的歳出削減措置等が行われてきたところであります。
いわゆる隠れ借金というのは特例的に歳出削減措置を講じたものというふうに理解をいたしますけれども、それにつきましては、それぞれの制度や施策をめぐる状況を十分検討した上で、中長期的な観点から制度、施策がバランスのとれたものとして安定的に機能するようにとられた措置でございまして、あるいはそのときどきの運営に支障を生じない範囲内でのやむを得ざるもの、そういったものを特例的歳出削減措置というふうに観念しております
また、委員からも御指摘がございましたが、いわゆる特例的歳出削減措置、さらには国鉄清算事業団の長期債務などの処理も残されておりまして、こうした点についても私どもとしては注意を払わなければなりません。
なお、特例的歳出削減措置については、これまでも返済や返済見合い財源の確保等その処理に努めてきたところであり、平成三年度予算におきましても、厳しい財政事情のもとで可能な限りその処理に努めたところでありますが、残る措置についても、今後法律に基づき計画的に処理することとされているものにつきましては計画的に処理を進めている等、それぞれの制度、施策をめぐる状況やこれまでの考え方を踏まえて、適切に対応していく必要
○政府委員(小村武君) 御指摘の点は、恐らく元年度予算関係で予算委員会に提出した際、五十七年度以降の各年度で行った特例的歳出削減措置、これに政管健保のかつての棚上げ債務等が入ってないんじゃないかという御指摘だろうと思います。 前回御提出いたしましたときには、財政再建の途上、いろんな知恵あるいは中長期的な視点から国庫負担の平準化等を図った、こういった創意工夫を出されたもの等々があるではないか。
○政府委員(小村武君) 御指摘のように特例的歳出削減措置というのは種々ございます。私ども隠れ借金という定義そのものをかくかくしかじかというものは持ち合わせておりません。
○国務大臣(橋本龍太郎君) 平成元年度の補正予算におきましては、特例公債の減額、国債整理基金特別会計への繰り入れ、財政支出の繰り延べ等の特例的歳出削減措置への返済や返済見合い財源の確保など財政体質の改善を図るための措置を講ずると同時に、災害、給与改善、国際機関拠出、福祉、文化、農業、中小企業などにつきまして、最近の諸情勢の変化に適切に対応するため、国民生活上緊要な措置を講じてきたつもりであります。
(拍手) 賛成の第二は、特例公債の減額、特例的歳出削減措置の処理が図られ、財政の体質改善、財政の対応力の回復に向け、財政改革が着実に前進を見ていることであります。
賛成の第二は、特例公債の減額、特例的歳出削減措置の処理が図られ、財政の体質改善、財政の対応力の回復に向け、財政改革が着実に前進を見ていることであります。
平成元年度の補正予算におきましては、特例公債の減額、国債整理基金特別会計への繰り入れ、財政支出の繰り延べなどの特例的歳出削減措置の返済や返済見合い財源の確保など、財政体質の改善を図るための措置を講じますとともに、災害、給与改善、国際機関拠出、福祉、文化、農業、中小企業などにつきまして、最近の諸情勢の変化に適切に対処するための国民生活上緊要な措置を講じてまいりました。